tmuxに慣れるためにまず最初に覚えるべきキーバインド
はじめに
tmuxのデフォルトのプレフィックスキーは Ctrl-b です。
プレフィックスキーを変更している場合は、~/.tmux.conf から以下のような設定項目を確認しよう。
以下の例では Ctrl-o にプレフィックスキーを割り当てています。
set-option -g prefix C-o bind o send-prefix
それでは本題のtmuxの最初に覚えるべきキーバインドについて見て行きましょう。
1.設定ファイルの再読み込み
tmuxを使いはじめた頃は設定ファイルをいじることも多々あるでしょう。
そんなとき、.tmux.conf を変更しては再起動というのはあまりにも手間すぎます。
そこで以下の設定を追加します。
bind r source-file ~/.tmux.conf ¥; display-message "Reload Config!!"
これで tmuxのプレフィックスキー + r ですぐに設定ファイルを再読み込みすることが出来ます。
わざわざtmuxを再起動する必要はありません。
追記: 2013/09/08
修正: "~/.tmux.conf;" -> "~/.tmux.conf ¥;"
複数コマンドを実行する場合は、各コマンドを スペース+¥; で区切る必要があります。
2.キーバインドの確認
あれ?あの機能のキーバインドってなんだっけ?
そんなときはとりあえず tmuxのプレフィックスキー + ? でキーバンドを確認!!
久しぶりにtmuxを起動して、何をしていいか分からない場合でもこれさえ覚えておけば安心。
今後キーバインドを確認する場合は自前のメモやGoogle先生に頼らずこの機能を使うようにしよう。
(このキーバインドはデフォルトで使用できるので設定は不要)
3.キーバインドの確認(コピーモード編)
コピーモードのキーバインドもすぐさま確認!!
コピーモードで何ができるんだっけ?なんて思った場合にも便利
以下の設定を追加して、tmuxのプレフィックスキー + / を実行しよう。
bind / list-keys -t vi-copy
上記はviキーバインドの場合ですが、emacsの方を見たい場合は、vi-copy の部分を emacs-copy に書き換えて下さい。
(どちらも見たい場合は別のキーに割り当てて下さい)
ちなみにコピーモードのキーバインドはデフォルトでemacsになっているので、viキーバインドにしたい場合は以下のように設定して下さい。
set-window-option -g mode-keys vi