MacBookProのkernel_taskがCPUを専有してしまう問題~バックアップ編~
これまでのあらすじ
OS再インストールのため急遽バックアップをとることになりました。
バックアップに関しては以下のサイトが非常に参考になりました。
- ASCII.jp:Macのバックアップ、Time Machineで始めよう!|もっと知りたい! Snow Leopard
- Macのハードディスクをフォーマット(初期化)する方法 / Inforati
- MacのTime Machineの設定方法と使い方、小技やTipsのまとめ / Inforati
Time Machine でバックアップ → 問題発生
OS X 10.7.5 の追加アップデートにてこの問題は解消されました。
詳細は以下にて
OS X 10.7.5 にてTime Machineのバックアップに時間が掛かる問題が修正されました - よんちゅBlog
とりあえず家に一台だけあった外付けHDDの中身を古いPCに移動させ、Macのディスクユーティリティにて再フォーマット
あとはTime Machineを使えばすぐに出来るだろうと思っていたが、ここでも問題が発生
TimeMachineによるバックアップ作業(データ転送)が全く進まない…
最初はいい感じに進んでいたのが数GBのデータ転送が終わったところで全然進まなくなってしまった。
あげく、終了予定時間に何千日などど表示される始末
その後バックアップ用のHDDを再フォーマットしたりして何度かTimeMachineを実行するも全く進展なし。
調べてみると、どうやら Mac OS X 10.7.5 からこのような問題が発生するようになったようです。
原因はSpotLightが自動で行うインデックス作成処理にあるようです。
TimeMachineによるバックアップ中、アクティビティモニタでmdsというSpotLightのプロセスが動いていた場合はおそらくそれが原因になっているかと思います。
対策
対策として環境設定のSpotLightのプライバシー項目でMacのHDDとバックアップ用HDDを除外対象とすることで対応できるとの情報がありました。
Mac OSX Lion でTime Machineのバックアップがやたらと遅い。 | little wing
しかし、自分の場合はこれだけでは回避できませんでした。
どうやらSpotLightそのものを停止しなければならないようです。
10.7.5 で Time Machine が遅すぎる (解決 ?) - thyVikings : iMac, iPad, iMat by aged engine
上記サイトではSpotLightの除外対象指定もコマンドで行っていましたが、そちらは環境設定で行っていたのでSpotLightの停止のみ行いました。
(SpotLightを停止させているのでそもそも除外指定はいらないかもしれませんが…試してませんでした)
SpotLightの停止
$ sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
このままではSpotLightが使用できなくなるのでバックアップ後は以下のコマンドで元に戻しておきます。
$ sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
もし普段からTimeMachineを有効にしておきたい場合は…SpotLightとの併用は厳しいかもしれません。
次回のOSバージョンアップに期待したいです。→ 10.7.5 追加アップデートにて修正されたようです。(追記: 2010/10/05)
これでようやくバックアップが完了しました。
バックアップはおそよ5時間ほど掛かりました。初回はフルバックアップになるので仕方ないですね。
結局バックアップ用のHDDの準備から考えると丸1日はかかってしまいました。
バックアップ中に買い物に行ってしまったのが敗因だった思う。
数時間放置して数GBしかバックアップが進んでいなかった上に残り時間が数千日とか…ほんとどうしようかと思いました。
というわけでバックアップ編は以上
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いったいいつまで続くのやら…